いまだに真空管アンプを作ってます


ECC808(TELEFUNKEN)+6463(ムラード)使用のPreです。
安斉先生の回路ですが、オリジナルはRCAチューブマニアルからです。CR型のイコライザーでRCAでは7025ですが、珍しくECC808を使ってます。双三極管で、中間にシールドがありハム対策上有利ですが、もちろん直流点火です。終段のライントランスが気に入って制作しました。音はGood!です。イコライザーの調整では一度つけたコンデンサを取り替えるのが大変でした。Preは配線に苦労するので、少々目に衰えがくると・・・・・

使用中の6V6−S(メイン)です。
前段が12AT7(パラ)1段、自己バイアスのオーソドックスな回路です。しかし、OPTに山水のHS−5という高校生の時に買ったのを使っています。下が70Hzと、非力なので、出力は2−3Wだと思います。素直な音に誘われて作ってみましたが、やはりもの足りません。HS−5はルックスがいいので気に入ってるのですが、このクラスでも、せめてU−808(タンゴ)を使えばよかったかなと思います。

これも自己バイアスのKT88(gold lion)三結PPです。
初段に12AX7を使い、6FQ7を片チャンに2本使い、カソード結合型位相反転回路を使用してますが、ケンオーディオさんに球がもったいないと言われました。トランス類は、LuxのOY−15で、出力は30Wとおさえて、アイドリング電流94mA(最大出力時101mA)とほぼA級動作させたところ、さすがに、たくましい音でした。その後球を6550(GE)に替えて知人に嫁入りしましたが、低域がしまって十分な音になりました。

少し前に作った6GA4(東芝)PPです。
固定バイアスで、少々ややこしかったのですが、ステンレスのシャーシを使い、かなりの力作になりました。6GA4−Sを高校の時に作り、(HS−5を使ってた)好きな球でしたが、ほとんどAB1級の回路が多かったので、改造して、A級にしたところ、大変気に入りました。あえて言えば低域が少し甘いかな?というだけで、永らくレギュラーアンプになっていました。

上のアンプをばらして、その後、6V6−PPに代わりましたが、これは気に入らず、またばらしてしまいました。
今度は今は亡き伊藤喜多男先生EL34−PPを作ろうとしてます。
8KのOPTをSP側16オーム使用するので、見かけ4KのOPTですが、先生怒るかしら・・・
もう半年も休んでますが、完成したら発表します。


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